病院などでのスーパーミル88の使用方法

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タンパク分解と除菌特性から3つの使用方法があります。

(1) 壁や天井等の噴霧後清拭
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手術室やICU等の高度清潔エリアや清潔エリアの日常清潔管理にスーパーミル88を噴霧後清拭することでタンパク系汚染を除去します。
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(2) 無影灯等の清拭除菌
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浸漬や噴霧が出来ない場所に、スーパーミル88を十分に含漬させ軽く絞ったウェスなどで除菌します。
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(3) 器材器具の浸漬
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スーパーミル88液の中に、使用した器材器具を入れ血液体液やその他のタンパクを除去します。
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使用方法
部  署
使用用途
(1)壁や床等の噴霧後清拭 ICU、IVH製剤室、手術室、無菌病室 壁、天井、カーテンの噴霧除菌
(2)医療機械器具の清拭除菌 病棟、病室、手術室、調乳室 ベビー室、手術台、無影灯、ベット、検査器具の清拭除菌
(3)器材器具の浸漬 外来、病棟、病室、中央材料室 分娩室、内視鏡室、器具、器材のタンパク分解浸漬


使用例
 
 
食品工場や厨房施設などの衛生管理、病院などの医療器具衛生管理、等に採用されております。
 
スーパーミル88の安全性
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日本食品分析センターや北里大学、関西医科大学、姫路工業大学で、高い安全性が確認されています。
特に、ラットを用いた急性経口毒性試験では、LD50 20,000mg/kg以上という驚異的な数字が確認されています。


 
変異原生
陰  性
 
目刺激性
異常なし
皮膚一次刺激性
異常なし
急性経口毒性
LD50 20,000mg/kg以上
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                                 LD50とは


【ご参考】
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経口毒性試験のLD50 20,000mg/kg以上という数値は、薬剤をラット100匹に投与し50匹が死に至る量(数値が大きいほど安全)のことです。
例えば、食塩で4,500mg/kg、カフェインで1,950mg/kgであるということからもお解りの通り、インナーミルの安全性は高いということが確認されています。


スーパーミル88のメカニズム
スーパーミル88はイオン(プラス・マイナス)の作用によりタンパク質を変性分解します
スーパーミル88は強く吸着したタンパク質をも洗浄できます
スーパーミル88の分子がタンパク質分子表面に吸着し、タンパク質の高次構造を破壊することでタンパク質を変性させます。
また、タンパク質が吸着している隙間に入り込み表面の電位を換える事により斥力(反発力)が働き剥離作用が出現しタンパク質が剥がれます。
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スーパーミル88の作用機序
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スーパーミル88に含まれる特殊低分子化合物が、タンパク質表面のマイナス電荷部位のアミノ酸に吸着し(マイナスのイオンはプラスのアミノ酸に吸着する)タンパク質の立体構造を支えている非共有結合(静電結合、水素結合、ジスルフィド結合)が破壊され、立体構造が壊れます。
(タンパク質はきちんとした立体構造を持っているときのみ活性がある)
そしてタンパク質分子より小さいスーパーミル88の分子が、物質表面とタンパク質が付着している隙間に入り込み剥離作用が出現します。
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姫路工業大学大学院 理学研究科  スーパーミル88のタンパク質相互作用    〜IAsys解析〜

スーパーミル88の除去
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材料表面に吸着しているスーパーミル88は、水のマイナス電荷とスーパーミル88のプラスの電荷が吸着溶解することで、簡単な水洗いにより除去できます。
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材料表面に吸着している洗剤は、疎水基を内側に親水基を外側にしたミセルという構造をつくらないと水に溶けないのでなかなか表面から除去できない。
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病院におけるスーパーミル88の使用箇所、使用量概算
 
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ご注意

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下記に示します使用箇所、使用量の概算はあくまでも「モデルケースの試算例」であり「固定された数値ではなく標準値である」ことから、全ての使用状況に合致・適合するものではなく「使用環境、使用頻度、使用対象などにより数字は変わってくる」ものであることを予めお含みおき願います。
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〔1〕 環境における使用例 (250床で試算)

スーパーミル88を水20倍に希釈した希釈済液でu当たり30mlを使用
(ロスを考慮すると1.8倍の54ml)

(1)オペ室

 @オペ室は100床に1室設置、250床であれば3室、1室平均約30u
 A日常清掃での壁面清拭は、高さ1.2mまでを対象
 B清掃頻度は1日のオペ前に1回、オペ後毎に1回清掃、少なく見積もって1室当たり2回のオペ実施

 以上の条件から
 (床面30u×30ml×3回+壁面26u×30ml)×3室=1日当たり 10,440ml

(2)ICU

 @ナース待機室を含めて、1床当たり平均36u
 A1日1回清掃

 以上の条件から
 床面36u×30ml×5床=1日当たり 5,400ml

(3)重症個室

 @1床当たり平均18u
 A日常清掃での壁面清拭は、高さ1.2mまでを対象
 B1日1回清掃

 以上の条件から
 床面18u×30ml×3室+壁面21.6u×30ml×3室=1日当たり 3,564ml

(4)HCU (ICUの手前の清潔水準)

 @1床当たり平均18u
 A日常清掃での壁面清拭は、高さ1.2mまでを対象
 B1日1回清掃

 以上の条件から
 床面18u×30ml×3室+壁面21.6u×30ml×3室=1日当たり 3,564ml

(5)NICU

 施設により状況が大きく相違しており指標情報不足のため算出せず

(6)環境使用 合計

(単位:ml)
希釈後液使用量/日
希釈後液使用量/月
原液換算使用量/月
オペ室
10,440
208,800
10,440
ICU
5,400
108,000
5,400
重症個室
3,564
71,280
3,564
HCU
3,564
71,280
3,564
NICU
X
X
X
合計
22,968
469,360
22,968

〔2〕 外来、病棟一次浸漬における使用例 (250床で試算)

(1)診療科目

 内科、消化器科、小児科、外科、形成外科、脳外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、 婦人科、眼科、
 耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科

(2)希釈倍率

 スーパーミル88は水で20倍に希釈して浸漬液として使用

(3)交換頻度

 一次浸漬液は1週間に1度交換

(4)使用量

 希釈済液を1週間で全科合計 300リットル使用

 以上より希釈済液の1ヶ月使用量は300×4週間=1,200リットル
 希釈前の原液換算で1,200÷20倍=60リットル


〔3〕 中央材料室使用例

(1)浸漬槽の用量

 40リットル

(2)希釈倍率

 スーパーミル88は水で20倍に希釈して浸漬液として使用

(3)交換頻度

 2日に1回

(4)使用量

 希釈済液を1週間で合計 120リットル使用

 以上より希釈済液の1ヶ月使用量は120×4週間=480リットル
 希釈前の原液換算で480÷20倍=24リットル


          スーパーミル88の病院1施設当たりで使用する原液概算使用量

使用箇所
原液月間使用量 (単位:L)
環境における使用量
22.97
外来・病棟に一次浸漬における使用量
60.00
中央材料室使用量
24.00
合計
106.97



提供可能な試験データ一覧

日本食品分析センター
 変異原性試験
 ウサギを用いた眼刺激性試験
 ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験
 マウスを用いた急性経口毒性試験
 細菌の消長試験(大腸菌)
 抗菌力試験(レジオネラ)
 抗菌力試験(MRSA)
 抗菌力試験(腸球菌)
 ダイオキシン類の定量
関西医科大学教養学部物理学教室
 タンパク変性試験(ヘム結合部の構造変化試験)
 タンパク変性試験(ペプチド主鎖の規制らせん構造の破壊試験)
北里大学獣医畜産学部獣医衛生学教室
 18種類の家畜病原菌に対する最小発育阻止濃度

 糞便中サルモレラに関する殺菌消毒活性

 

試験データなどにご関心がおありの場合は無償でご提供できますので、eメールでお申し出下さい。

 

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